隙があってちょっと奥手なくらいの女の子が男にモテる!と雑誌で読んだエミリ。高校を卒業してから仕事にばかり精を出していたせいか、なかなかイイ相手に巡り逢えず彼女の心と身体は乾いていた。女友達と開く女子会は彼氏との惚気トークばかり。他人の恋愛事情を羨むだけの日々を変えるべく、これを機会に一念発起して彼氏を作る為の自分磨きを始めたのが1年前である。もとから割と奥手な方だと認識していたのでそれを生かし、「俺についてこい!」と言ってもらえるような女の子を目指した。しかし、事態は思わぬ展開を迎える。なんと勘違い男にしつこくつき纏われるようになってしまったのだ。事ある毎に「俺がエミリちゃんを守ってあげるから」「エミリちゃんのことなら何でも知りたいな」と迫ってくる。何の脈絡も無いのにである。正直男として好きになれそうもなかったが、きっぱりと言えないままズルズルと友人関係を続けていたある日、お酒の勢いで彼は衝撃的なことを告白した。「俺、毎晩のようにエミリちゃんのこと考えながらシてるんだよね。こんなに夢中にさせたんだから、そろそろ責任取ってよ」思わず言葉を失ったエミリだったが、周りにいた友人たちの空気を読んだフォローでその場はなんとか取り繕われた。あまりの衝撃に彼の台詞が忘れられないエミリ。心の処理が追いつかず悶々としたまま数日経った夜、エミリはふと考えてしまった。彼は今この時も自分を想いながら己を慰めているのだろうか?そう頭を過ぎった瞬間、ハッと気づいた。<自分は嫌がるどころか、オカズにされてることに興奮しているんじゃないか!>性的なことには淡白だったはずの彼女に、いつの間にか妙な性癖が開花してしまっていたのである。勘違い男によって偶然引き出されてしまった自分の性癖。もしや、自分にはもっともっと何かが眠っているのではないのか!性癖のアハ体験とも言うべき快感に目覚めたエミリは、隠れた自分を曝け出せるように導いてくれる存在を探すようになった。そして、その一環としてこの撮影へと繋がったわけである。初対面の相手の前で裸体を晒し、普段はまずしないというオナニーを披露。更に初めてのハメ撮りの中でプロのテクニックを体験した彼女は、今回どんな新しい自分に目覚めることが出来たのだろうか・・・。 |
友善列印 |